VGSTUDIO MAXの機能

レポート



ボリュームグラフィックスのソフトウェアでは、一般的なファイル形式の画像、ヒストグラム、データテーブルの書き出し、総括的かつ完全にカスタマイズ可能な検査レポートの作成、サードパーティの品質管理または統計的工程管理ソフトウェアへのインターフェースデータの作成などの機能が利用可能であり、有益な画像や総括的なレポートによって即座に使用可能となる結果が得られます。レポート機能は、VGSTUDIO MAXがスキャンしたパーツの情報を共有する優れた方法です。

レポート機能
レポート可能なコンテンツの定義 
統合レポート
Excelでレポート
VGinLINE APPROVERでのレビュー
Q-DASおよびRAWデータ書き出し
解析結果を.glbファイルで書き出す


価値のあるグレイバリュー およびサーフェスベースの解析、ボリュームグラフィックスソフトウェアの座標計測機能に基づいたレポートを作成します。



価値のあるグレイバリュー およびサーフェスベースの解析、ボリュームグラフィックスソフトウェアの座標計測機能に基づいたレポートを作成します。



VGSTUDIO MAXには、レポートのコンテンツを作成および設定するためにさまざまなオプションが装備されています。VGSTUDIO MAXを使用しない場合でも、様々な対象者や消費者に適したレベルにてデータを要約した資料を作成できます。

VGSTUDIO MAXで次のことができます。

  • 多数のグレーバリューと表面ベースの解析でパーツを 検査および測定し、測定機能を調整する。
  • 公差の状態や欠陥のサイズなどの特定の結果機能で、画像またはインタラクティブマーカーを自動的に作成するルールを定義し、関連する領域と結果の追加コンテンツを生成する。
  • VGSTUDIO MAXのすべての高度な可視化機能を利用し、検査プロジェクト間で転送可能な任意のビューを、レポートに追加する。


統合されたWYSIWYGエディターでレポートをカスタマイズします。



統合されたWYSIWYGエディターでレポートをカスタマイズします。



統合されたレポート機能で、数値結果、画像、または両方の組み合わせに焦点を当てた、オーディエンスに適したレポートを生成することが可能となります。

統合されたレポート機能で次のことができます。

  • 結果と関連コンテンツから選択する。
  • 統合されたWYSIWYGエディターでレポートをカスタマイズできます。例えば、表示されるコンテンツを構成したり、すべてのレポートページに画像やプロジェクト情報を追加したり、表示するテーブル列を選択する。
  • レポートは、簡単にアーカイブまたは共有できる、自己完結型のPDFとして保存する。
  • 検査プロジェクトの一環として、VGSTUDIO MAXでレポートを直接表示する。


特定ニーズに応じて結果を表示できるようにレイアウトテンプレートを調整できます。



特定ニーズに応じて結果を表示できるようにレイアウトテンプレートを調整できます。



ボリュームグラフィックスが開発したMicrosoft ExcelのアドインによってVGSTUDIO MAXでカスタマイズ可能なレポートを作成できます。

Excelレポートで次のことができます。

  • 特定のニーズに応じて結果を表示するようにレイアウトテンプレートを調整する。
  • 報告されたコンテンツから、強力なExcel数式を使用して追加データを取得して表示する。
  • 適合テンプレートを同僚や会社の部署間で共有するか、複数のバージョンを作成し、各顧客にパーソナライズされたレポートを生成する。


VGinLINE APPROVER



VGinLINE APPROVER



受信するすべてのスキャンされたパーツを自動的に検査し、結果をデータベースに転送して、VGinLINE APPROVER ウェブアプリケーションで利用できるようにします。

VGinLINE APPROVERで次のことができます。

  • 保存された検査の数値または画像の結果を表示し、パーツのインタラクティブな3Dモデルに結果を表示し、異なる検査で得た結果を比較できるようにプロットする。
  • コメントまたは合格/不合格の決定を入力し、他のアプリケーションで使用するためにインターフェース形式で書き出すことができます。コメントは、パスワード保護されたユーザーアカウント(個人)まで追跡する。


完全な座標計測結果や解析データを業界標準のQ-DAS ASCII形式として書き出します。



完全な座標計測結果や解析データを業界標準のQ-DAS ASCII形式として書き出します。



得られた結果を他のシステムで有効に活用できます。Q-DASと生データの書き出しにより、統計的プロセス制御など、他のアプリケーションの入力値としてデータを利用できます。

Q-DASと生データの書き出しによって、次のことができます。

  • データ交換のために、完全な座標計測結果や解析データを業界標準のQ-DAS ASCII形式として書き出す。
  • VGSTUDIO MAXで生成されたCT結果データを既存のプロセスに統合して、統計的プロセス制御と生産モニタリングを行う。
  • 一般的な.csvベースのボリュームグラフィックスレポート形式を使用することにより、結果、メタデータ、手動レビューなどをサードパーティのソフトウェアソリューションで利用する。


新しい"テクスチャ付きメッシュとしての結果"オプションでは、サポートされている解析(現時点では欠陥/介在物解析、設計値/実測値比較、肉厚解析)の結果を.glbファイルとして書き出すことができます。Windows 3D ViewerやPowerPointなどの他のソフトウェアに結果をシームレスに転送して、3Dオブジェクトを視覚化することもできます。カラーメッシュの書き出しとは異なり、この新しいオプションでは頂点の色の代わりにテクスチャを使用するため、ファイルサイズを大幅に減少させることができ、サードパーティアプリケーションでも一層スムーズに利用できるようになります。

メリット


トレーサビリティデータ、数値結果、2D画像の有益な組み合わせ



管理者または技術エキスパート向けにカスタマイズされたコンテンツと詳細レベル



あらゆるレポート化データにおいてサードパーティシステムへの接続性